最近、息子たちがどうも反抗的で。
ここらへんで父親の威厳とやらを見せなければ。
ということで、昨日は休みを取ってスケートに。
イメージでは「ど~だ。お父さんはすごいだろ!」と言わんばかりの滑りができる予定でしたが、スイッスイッスーと華麗に滑る小学生にも及ばないへっぴり腰のフラフラ滑り。
全く運動していないなまった身体を無視し、さらには自分の運動神経を過信しすぎ、威厳どころか、「ぜんぜんダメじゃ~ん。しょぼっ!」と。
あ~。情けないっ!次の手を考えるからな。待ってなさい。
さてさて、子供の教育も難しいコトながら、やっぱり建築業は職人教育が肝心です。
今年に入り、職人さんたちを組織化し「協力会」を行っていますが、その中の一つで他社には真似できないものがあります。
名づけて「IG山の研修」。
これは、IGに入ってくる新卒や中途採用の場合、必ず行う研修で、今現在も行っています。
新卒研修の場合、毎年、地元浜松の仲良し企業(IT系・広告代理店)さんの新卒と合同で行います。
講師は、行徳先生のBE研究所で事務局をやっている、IG社員のK氏。
行徳先生の側近だけあって、なかなか凄い。というか、普通に明日からでもどこかの研修講師として活躍できます。
この研修、今までは、社内研修として外部にオープンにしていませんでしたが、協力会発足後、職人さんたちにも参加してもらうようにしています。
それは、やっぱり建築業は「職人に依存」している業界だから。どんないいプランを作っても、人間関係が築けても、それ(お客様や僕たちの想い=家)を造っていくのは職人さん。
その職人さんたちと、元請、下請け、関係なく、ベクトルを会わせ、魂を通わせ、彼らと本気で向き合って行くことで品質が上がっていく。そう思っています。
うちの職人さんでも、うちの仕事のみを行っている人もいれば、他社の工事も行っている人もいる。
「IGさんだけとの付き合いじゃないんですけど、研修行ってもいいんですか?」と、
よく聞かれます。
「いいんです。うちだけじゃなくても。」
少なくともIGに関わっている以上、その人自身が成長してくれればいい。さらには建築業界全体のレベルが上がればいい。そう思っています。
先日(23日~26日)行った研修には、某大手建築会社が視察に来ています。
「いいものは独り占めしない。」これもIG精神です。
数年後か数十年後にこの小さな取組みが広がって行き、業界自体のレベルが向上し、イメージアップに繋がりもっともっと消費者と距離が縮まれば、嬉しいですね。
今回、研修に参加した協力業者さんは「後輩や新卒にも受けさせたい、ぜひ受けてほしい、戻ったら社長に話してみます。」と。
また、この秋、二代目社長になった浜松では名の知れた材木業者の社長も、「社員全員参加させたいので、まず自分が一番先に行って研修を受けてみます」と、自ら志願。
会ったとたん興奮気味に「立田さ~ん。うちの若いの、今までろくに挨拶もしなかったのに、朝来るとすごく大きな声で挨拶するようになりましたヨ。ホント凄いですよ~。また今度一人行かせますのでよろしくお願いしますね」と。
嬉しいですね。どんどん活用してください、IGを。
息子たちよ、次の手が見つかったぞ!
IG山の研修があった!