気づけば1週間ぶりのブログです・・・
さて、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、「幸せインタビュー(お客様の声)」のバリエーションが増えました。
題して
『アイジー家族の幸せストーリー』
これまでのQ&A形式(以下)もございますが、家づくりをストーリー化してみました。
是非、ご覧になってください。
さて、明日であの東北の大震災から丸6年が経ちます。
◆現在、地震に最も有効とされている「免震」
2016年4月に発生した熊本地震。
短期間のあいだに震度7が2回、6強が2回、6弱が3回発生しました。
そして、積層ゴムが壊れました。分かりやすく「壊れた」と書きましたが、実際はグニャリと曲がったまま真っ直ぐに立たなくなりました。
どの段階の地震で曲がりっぱなしになったかは分かりませんが、地震後の調査による写真が弊社に報告されました。
◆では、耐震等級はどうか。
耐震等級とは、建築基準法の範囲内を等級1、建築基準法の1.25倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3として、3段階の等級に分けたもの。
そして、「極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力に対して倒壊、崩壊等しない程度」とあります。
つまり、数百年に一度の地震が1回だけ起きた場合、ということ。
熊本地震のように6弱以上が7回も起こることは想定していません。
事実、熊本地震では2回目の震度7の地震で多くの建物が倒壊、損壊しました。
耐震等級2や3の強度を持つ建物も、2回目以降の地震で損壊しています。
◆では、入っててよかった?地震保険
結論から言うと、地震保険に加入していても、
全壊した建物と同じものが建替えられるほどの金額は受け取れません。
そもそも地震保険とは、
建替えの費用ではなく、当面の生活に困らないようにするための保険です。(ここ、勘違いされているケースが大半ですのでお間違いなく)
契約内容にもよりますが、最高レベルである全壊の認定を受けたとしても大体新築時の半額程度。半壊の認定だと、そのまた半額程度となります。
つまり、同じ建物を建替えようと思ったら、相当な額の費用を自己負担する必要があるのです。
◆結論
・一般的な免震装置をつけても、連発地震に耐えられません。
・耐震等級2や3の建物でも、連発地震では損壊する可能性が高い。
・地震保険に加入していても、建替えられるほどの保険金は支払われません。
◆だから、
・スーパージオ工法による
減震と保証。
・構造材と基礎の
構造計算実施=耐震。
・そして、
制振ダンパーによる制震。
の組合せが最も費用対効果の高い対策になります。