気が付けば、今年もあと約60日。
そろそろ忘年会シーズンなんですね。
昔は、この時期になると今年の反省をし、来年に向けての課題をと。
今は、ある意味で時季に関係なく、そんなことばっかり考えているような気がします。
まぁ、いろんな人の協力があってこその仕事ですので、思うようにいかないことの方が多いですが、それでも地道に行ってきたことの成果が出ているという実感もあり。
何事も一朝一夕にはいかないものですね。
結局、個人も社会も会社も、どこか欠ける事で成り立っているのだと思います。
その欠けを埋めるように周りの人が集まっていて、誰かのその「不足」という「欠け」を、埋める事が出来ているならば、とても幸せな事なのだと思います。
この「建築」という業界はまさしく、みんなで補い合い、一つのチームとして事を成し遂げる仕事なんだと思います。
一棟の注文住宅を作り上げるのに、直接、間接とわず、何人の人の手が入るんでしょう。
それはそれは膨大な数になると思います。
皆が完成型に向かってコツコツと地味な仕事を積み上げていくと。
僕らも偉そうに元請をうたっても、高いところにも登れないし、重い柱をもちあげる事も出来ないですし、綺麗な左官で仕上げる事も出来ないですから。
ある意味、依存している訳ですね。職人さんたちに。
だけれども、まあ、それで良いのだと思います。
スタッフやその家族、そして職人さんやメーカーさん、また仕事をバックアップしているその家族も含めて一つのプロジェクトチームなんだと思います。
映画に似てますね。家造りは。
設計図という脚本があって、敷地調査というロケハンをして、職人さんというプレイヤーがいて、監督がいてと。
それぞれ、自分のできる事、強みを提供しあって、家族という名のバックアップメンバー含めてもっともっと良いチームになりたいですね。
さぁ、年末まで、というわけではありませんが、チームワークを強固にしながら今年もきっちり終わりましょう。
11/16(日)は、名古屋のウィンクあいちにて、『本当にいい家づくりの常識・非常識』というセミナーを、首都大学東京・大学院教授:星 旦二氏(医学博士)に講演していただきます。
僕も、初めて聞いたときは・・・・・・・・・・・・・。
また後日、衝撃の感想をつづりますね。