昨日の新聞で、静岡県内の5月の住宅着工数が対前年同月比30%減少したと発表されていました。
この建設、建築という一昔前の日本の文化は、今では「斜陽」という言われる「産業」になってしまった。
経済やら政治やら、そこには色んな理由があると思いますが、根本は行き過ぎた資本主義的な考えが大きく影響してるんじゃないかな、、、と。
安心して、提供するには安心して提供できるだけの根拠が必要な事。適正な収益を出せない企業は、最終的にはエンドユーザーを不安にさせ、そして不幸にするのも事実。
企業経営をしていく上では利益は義務ですが、利益以外の重要な目的を掲げ、それが実現されているかどうかをマネジメントしていけれるよう、軸をぶらさず行っていきたいと思っています。
本日、昨日お引渡しさせていただいたI様より、嬉しいコメントをいただきました。
今日はアイジースタイルハウス全体会議でしたので、みんなの前で読ませていただきました。
このようなお言葉が我々の原動力です。
本当にありがとうございました。
このコメントを読んで、ふと、先日セミナーの講師でお招きした澤田先生の紹介で知り合えた、船井本社代表の船井勝仁社長の言葉を思い出した。
『これから、日本がバブルの頃のような景気に戻る事は絶対にない。また、あらゆる産業が成熟し、供給過剰でもある。どの産業を選んだとしても苦労はするだろう。
そしてこれから、生き残っていける会社にある、共通の・・・事、というか、目指すべき会社は・・・』
この続きは、学のない僕なんかがまたきょとんとしてしまうのかな~なんて思っていた。なんてったって船井総研創始者の息子さんだからだ。
でも、その後に続いた言葉に、拍子抜けすると同時に、心臓をわしづかみにされてしまった。
『この苦しい時代にこれから皆様、若い経営者が目指すべき、あるべき姿、目指すべき経営とは・・・ただ、一通の手紙をもらえる会社だ。
家を建てたあとに、その施主さんからたった一通でも、一言でも『ありがとう』とお礼状が届く会社だよ。』
と。
アメリカに留学し、資本主義の真髄までまざまざと見せ付けられて、ありとあらゆる経営を勉強をしてきた方からのこの言葉は重い。
また、これ以上に希望のある言葉も無い。
『商品を提供することで、御礼をもらえる会社』
そうありたい。
この一言に、全て詰まっている。そう想った。
必要なのは大きな箱物でもなければ、大量のコマーシャルでもない。
『快適な家に住んで欲しい』との、ただただ、強い強い、造り手の想いだ。
さて、今週末は浜松・豊橋にてW完成見学会です。
浜松会場:南欧風2世帯住宅 7月17日(土)、18日(日)の2日間開催
豊橋会場:モダンFREE 7月17日(土)、18日(日)19日(祝)の3日間開催
心地よい住まいを是非体感してください!
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アイジースタイルハウス[浜松・工務店] 浜松市の注文住宅 自然素材・新築住宅
南欧風「カントリー・フレンチ・北欧・ナチュラル・アンティーク」スタイル
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