2017年02月27日

耐久性の本質

先日、自宅にいる時に「○○塗装と申しますが、外壁の塗り替えを・・・・・」という営業電話がかかってきました。

体裁よく断っておきましたが、そういえば、通勤途中に足場を建てて塗り替えをしている家をよく見ますし、外壁塗り替えのチラシなんかも結構入ってきます。

耐久性の本質(←今、職人の技を伝えるページを作っています)

 

では、何故、外壁塗装の需要があるかといえば、外壁材(塗料含む)が劣化したり、割れたりし、クラックができて水を吸い込むからです。

水を吸い込むと外壁材自体の劣化が激しくなります。また、梁や柱や土台といった家を支える構造躯体が腐りってしまいます。

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ということは、外壁が割れずに水を吸い込まなければ「塗り替える必要はない!」のです。

pho_eps_01 ←iGの割れない外壁材

汚れを気にされることが多いと思いますが、‶外壁の汚れ″‶劣化″本質的に問題が違います

ようは、『耐久性』がポイントなのです。

耐久性とは・・・

耐久性とは、ある物が外部からの物理的・化学的な影響に対して、どれだけ長く抵抗できるかを示す性能のことです。
建築物においては、構造材、外壁、内装、基礎、設備などの主要な部分が、どれだけ長くもつか、いかに劣化に抵抗できるか、という性能のことをいいます。劣化を軽減させるためには、もちろん劣化しにくい材料を使用することが一番ですが、設計の仕方や、建物が建った後の維持管理の善し悪しによっても耐久性は変わってきます。(出典:http://www.homes.co.jp/words/t1/525000279/

とHOME'SさんのHPに書かれていました。

 

簡単に言うと、「地震に強い」「劣化速度が遅い」ということです。

上記の写真で示したように、劣化の問題・デメリットは「腐朽・腐食」で、腐食の主な原因は雨漏りや水漏れなど「水」もしくは「湿気」です。

ということは、水を防ぐことと、湿気ない(湿度コントロール)ようにすることができれば、外壁塗装はする必要がない、ということです。

サイディングなどを使用した一般の家に35年住むとして、腐食から家を守るためには7~10年に1回のペースで行うことが必要になり、最低3回は塗り替えが必要になります。

仮に1回100万円だとすると300万円位は‶メンテナンスコスト″として後からかかってきます

flow_photo7 flow_photo5(=30坪の家だとすると坪10万アップということになりますね)

 

さらに、地震でもその強さは証明されています。(ここからは、地震強いことが証明された事例です)

以下の写真は東日本大震災の時の福島県にて、鉄筋コンクリートのマンションは躯体に大きなヒビが入るほど大きなダメージを受けていますが、弊社と同じ仕様で建たれたお宅は‶無傷″でした。

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こちらは、震度6クラスが何度も続いた熊本地震

iG_kumamoto2 iG_kumamoto1

まだ新しい住宅でもサイディングが開いてしまっていますし、右側は10年ぐらいでしょうか、サイディングが落ちてしまっています。。

一方、弊社と同じ仕様で建てられたこちらのお宅は、福島県同様に‶無傷″でした。

 

iG_kumamoto3 iG_kumamoto4

耐久性の本質は、「地震に強い」「劣化速度が遅い」ということです。

どちらか、ではなく、この両方を両立した建物が、命と財産を守ります

 


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