2017年05月17日

地震に強い家づくり

今の自分の年齢に、20年を足して、その年齢までに改めて大きな地震を体験する確率は半々の50%

もし今、32歳以下なら、平均寿命までにそれを体験する確率は90%となります。

しかも、この確率は1つの地震だけの確率なので、他の地震の可能性を加えればもっと高くなります。

活断層がないところでも、地震で新たに生まれる活断層もあるので、安心できません。

そして、国土の狭い日本では、地震を避けようと思ってもそのような土地は無いに等しいのが現状です。

これから家を建てるなら十分な備えと保証は必須であると思います。

地震に強い家づくり

実際に熊本地震で倒壊もしくは大破したデータを見ると、旧耐震(1981年5月以前)が多いのですが、それ以降の築16年~築36年の住宅でも約20%が倒壊や大破をしています。*出典:本当に地震に強い家づくりの教科書

更に築浅でも倒壊、大破が7%もあります。

逆に言えば、これから家を建てる方は耐震・免震・制震技術を駆使できます。

ただし、「大きなお金をかける=安心」ではありません。免震構造には縦揺れに対してどの方式も対応できていないからです。

IMG_4562

免震装置と、その下の基礎が壊れている写真ですが、これでは全く免震の価値はありません。

免震は、建物ではなく「地盤の対策」であるので、基礎の下で免震を行うことが大事になります。もちろん建物の耐震性も必要になります。

強い家には相応の根拠があって、その根拠に従って建てれば、強い家を建てることはできます。

・スーパージオ工法による減震と保証

・構造材と基礎の構造計算実施=耐震。

・そして、制振ダンパーによる制震。

結論を言えば、この3つの対策が最も費用対効果の高い、安心の対策であると思っています。

家づくり講座を行っていますので、詳しく知りたい方は担当者に聞いてみてください。


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